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2009年9月の6件の投稿

2009年9月30日 (水)

きっと、良かった!

幸か不幸か 出会ってしまった

子どもたちと 

そして あなたとも

だから この出会いに感謝する

だから この出会いを大切にしたい


きっと 子どもたちと 出会ったことで

そして あなたと 出会えたことで

僕は 前の僕とは少し違っている


だから 子どもたちに ありがとう

そして あなたに ありがとう


  ********


ここに就職して24年半の間に、
何人くらいの施設の子どもたちを、僕は育ててきたんだろう。
数日から最長16年(2歳から18歳まで)、子どもは施設で過ごします。
事情によっていろいろです。

僕が育ててあげているような、そんな大きな顔してるけど、
育ててもらっているのは、僕の方かも。


そして、1月からブログを始めて、この記事が100記事目です。
まあ、嫌な思いをすることも少々ありましたが、
みなさんと楽しく過ごさせていただいています。

みなさんにも、育ててもらっているというところでしょうか。


100記事目ということで、つまらない詩を載せてみました。
ちょっと、ありきたりだったかな。

今後とも、マイペースで記事を書いていくので、宜しくお願いします。

  どんな人との出会いも、時が過ぎれば、
     みんな素敵に思えてくる、と思う・はげおやじ・より


  ********


シルバーウィーク代わりに、2泊3日でふらふら出かけてきました。
いくらか写真があるので、紹介させてください。

みなさんへのお礼の気持ちで、花の写真をどうぞ。

Photo
Photo_9


この写真は、東京新橋近くの浜離宮で撮ってきました。

Photo_3

都会のオアシス?

ビルの谷間、って言うのかなあ。

Photo_4


お台場の自由の女神像と千葉の富津岬、展望台からの岬全景。

Photo_5
Photo_6


千葉の鋸山(山頂が鋸みたいです?)と、かもめちゃん。
これは、東京湾フェリーから撮りました。

それと、ロープウェーで登ったその鋸山にある大仏さん。
31メートルで日本一だそうです、初めて見ました。
日本寺というところにあるんだけど、階段ばっかりで、疲れた、疲れた!

Photo_7
Photo_8


ぼちぼち休憩もしながら、仕事に励むことにしますね。

2009年9月25日 (金)

僕も、お出掛けしたい!

連休中は、みなさん、いかがお過ごしだったでしょうか。

いつからシルバーウィークなんて言葉が定着したんだ?
てっきり、敬老の日があるし、
シルバーだから『お年寄りを大切に!週間』だと思ったよ。
僕は、あんまり使ったことがなかった、ってことだけど、その言葉。

僕は施設の仕事ですから、休みの方が忙しい、ということになります。
子どもたちが、学校に行かないで、施設の中にいますから。

途中、一日だけ休みをもらいました。


昔は、孤児院と呼ばれていた児童養護施設。
戦後、戦災孤児の救済のために作られた施設も多いのですが、
今は、ほとんど孤児はいません。
ということは、
自分の家で子どもを育てられない親がいる、ということです。

いろいろな事情があるので、
一概に親を責めるわけにはいきませんが。


だから、この連休中、それぞれの親によって、外泊したり、外出したり。
ずっとは無理だけど、何日かなら外泊できたり、外出できたりします。

でも、親がいても、出掛けられない子どももいます。


「僕も、外泊したいよ」そう言う小学生の男の子。

彼の部屋の他の小学生は、外泊や外出ができました。
だから、彼の気持ちは分かります。


「外泊はできないけど、僕の休みの日に一緒に買い物に行こう!
 何がほしいの?あんまり高いものは買ってあげられないけど」

「よっしゃ!!カードとお菓子だったらいい?」と、その男の子。

カードをみんな集めていて、デュアル・マスターズって言ったかな。
100枚とか持ってたりするんだよね。

「それくらいだったら、いいよ」

「やったー!」


それだけのことで大喜び。
一般の家庭だったら、なんでもないことが、
施設の中では、特別なことになります。

個別に出掛けることなんか、滅多なことじゃありませんからね。
いつも、少なくても何人かでの行動、そうじゃないと勤務的に難しいっていうことだけど。
だから、ひとりを連れ出そうと思ったら、たいてい自分の休みの日しかできません。

近所の本屋とスーパーに行っただけだから、
1時間程度の話なんだけど、それでも彼は天国に昇る気分だったかな?
ちょっと大袈裟だけど、足取りも軽やか。
ふたりで、つまらない話をしながら。

ですが、このカード結構高かった。

「こっちの強いカードのセットがほしい」

たまにの話だから、彼の希望を聞いてあげることにしました。

カードセットと彼の好物のバナナを買いました。
彼の顔は、満足そのもの。

子どもとの関係を作るのには、お金も掛かります。
施設から出るお金じゃなくて、
僕自身が身を削って買ってあげるところに、意味があると思っています。


あ、トラブル・メーカーの彼にはお願いしておきました。

「僕もあんまりお金ないんだから、
 ほかの子どもたちと喧嘩とかしないように頼むよ!」

長い時間をかけて、彼も育て直していかなければなりません。
すぐには変われないんだって。
信頼できる人がいて、それで少し変化が期待できます。

『いつも僕の味方』

僕は、その味方になれているのかなあ。


さて、僕のお休みの食事はその分、貧しく。

ご飯を炊いて、お茶漬けを掻き込んだのでした。

  子どもが喜んでくれたら、それで良し、と思う・はげおやじ・より

2009年9月20日 (日)

相手の気持ちになっては考えられない!


「相手の気持ちになって考えれば、どうしたらいいか分かるでしょ!」

施設の子どもたちに言うことがあります。

って言われても、分からない!ほんとうは。

相手の気持ちになって、というのは、
結局、自分が相手の立場だったらどうなのかということを考えることです。
つまり、自分と相手は同じようにものを考えるということが、前提になっています。

ですが、この前の記事の続きになってしまいますが、
『普通』の感覚が違うように、人は同じように考えられないということです。

例えば、
僕はメールが来るとできるだけ早く返事を書かないと嫌なんですが、
僕がメールを打った時に返事をすぐにくれる人はあまりいません。
返事を要求するようなメールを書いても無視するような人もいます。

つまり、僕は返事を早くもらいたいと思っているわけですが、
そう考える人はあまりいないということのようですから、
相手の気持ちになって考えると、すぐに返事を書かない方がいいのかもしれません。
すぐに返事を書くと、うざい、なんて思われるのかもしれませんよね。

例えば、M(苛められ好き)の人が相手のことを考えて、
自分が気持ちいいようにしてあげようと思えば苛めちゃうわけで、
相手がたまたまS(苛め好き)だったとしたらとんでもないことになる、とか。


最近、つくづく人間にはいろんな人がいるんだなあ、って感じることが多く、
ちょっとひねくれてるかなあ、とも思いながら、
こんなことを綴ってみました。

  人間関係はほんと難しいと思う・はげおやじ・より

2009年9月15日 (火)

おかしいと思う方がおかしい?


『普通』というのは何なのでしょう。
そこにいる70パーセントくらいの人たちがそう思えば『普通』でしょうか。
80パーセント?

若い人たちと一緒に仕事をしながら、よく思います。
僕の『普通』は通用しなくなってきているんだろうなあ、時間とともに。
「今時の若いもんは!」というお年寄りの言葉も同じなんでしょう。
『普通』の感覚の違い、ということですが。

この前の休みに電車に乗りました。
今時のミニスカートの女子高生がひとりで乗り込んできました。
結構、可愛い。
まあ、それは関係ないんだけど。

斜め向かいに座った彼女は何を始めたのか。
まずは、ワイシャツのボタンを二つあけた胸のところを一生懸命に形の良いように広げていました。
何度もそうしていましたが、結局、元に戻ってしまいました。

次に彼女は、15センチ四方くらいの結構大きな鏡を鞄から取り出し、
自分の髪の毛の形を手で整え始めました。
何度もかきあげたりしてるんだけど、さらさらですから結局元に戻ってしまいます。
僕には、何のためにそうしているのか、理解ができません。
大体、電車の中で鏡を出すこと自体が考えられません。

でも、若い人に聞いたら、「それって『普通』じゃない?」って言われるのかなあ。


その後に、僕は銭湯に行きました。
風呂から上がって扇風機に当たっていました。
そしたら、後から来たおじさんが何も言わずに自分の方に扇風機の向きを変えました。
僕は「えっ!」と思ったんだけど、最近はそれも『普通』になってきているのかもしれません。
彼は、それがあたかも当然のようにそうしていましたから。
僕の普通は、せめて「扇風機を動かしてもいいですか」くらい言えないのかということですが。

時々分からなくなることがあります。
ほんとに、僕が考えていることは『普通』なのか。
僕だけが、取り残されているんじゃないか。
みんなは、お前だけがおかしい、って思っているんじゃないか、とか。

時が過ぎれば考え方も変わります。
時代の流れは、当然、『普通』を変えていきます。
分かってはいるんですけど。

だんだん歳を取ってきて、
僕の『普通』がありえなく通用しなくなった時に、
僕は『後期高齢者』と呼ばれるのかもしれないな。

そして、そのうちに『姥捨て山』に捨てられるのかもしれません。

  そんなもんかな、とも思う・はげおやじ・より

2009年9月10日 (木)

かわいい子どもたちの言葉と笑顔に支えられて

うちの施設では、
小学生は学校から帰ってきて、5時からみんな集まって宿題に取り組む。

宿題を「ない」と言い張る子(同じクラスの子どもがいるから聞けば分かるのに)、
何も考えず、嘘でも何でも書いて、とりあえずおしまいにする子、
先生に言われたとおりに、地道に宿題をこなす子、

いろんな子どもがいる。


今日の話。

4年生の女の子。
ここに来てまだ一月も経ってない。
宿題もなかなか終わらずいつも最後まで残っている。
やることが何でも遅い、のんびり屋さん。

今日はこの女の子ともうひとりの女の子が最後まで残った。

「はげ先生、○○ちゃんがはげ先生のこと好きなんだって」
もう一人の女の子が言う。

「えっ、ほんとに!じゃ、付き合っちゃおうかなあ」と僕。

「わたし、そんなこと言ってない!」言われたその女の子。

「言ってたじゃん、はげ先生、やさしい、って」対抗する。

言われたその女の子は、しばらく黙った。


「・・・・・やさしい、って言ったけど、好き、って言ってないから」

お年頃の女の子は難しい。


僕はとても嬉しくなった。

「好き」でも「やさしい」でも、勿論、僕はどっちでもいい。
その気持ちにありがとう。
そんな子どもたちの言葉が僕を力づける。


その後の夕食。
のんびり屋のその女の子はここでも遅い。
最後までかかって、ゆっくりとご飯を食べていた。

「おしょうゆをかけ過ぎたから、早く食べられないの」

「とっとと食べて、自分の部屋に帰りなよ。ほんとにもうのろまなんだから」と僕。

ちょっと遅く帰ってきた中学生数人と一緒に食べていたが、
僕は得意の冗談の波状攻撃。

どんな会話かは、ここでは紹介できない。
ブログ上で誰か分からないと言っても、さすがに恥ずかしい。
そんな、低次元の会話。
子どもに合わせて話しているから、そうなっちゃうんだって!

「はげちゃん、ばっかじゃないの?」

「はげ先生って、おもしろい!」

そんなこんなの話をしながら楽しい夕食。
ほんとは、つまらない話なんかしないで、早く終わらせた方がいいんだけど。
お風呂の時間とかもあるし。

でも、その女の子は、のんびり、のんびり。
僕との会話を楽しみ、にこにこしながら少しずつご飯を食べた。
食べ始めてから1時間15分。
たいていの子は、30分くらいで食べ終わるのに。

施設での生活にもまだ慣れないから、家に帰りたいと言うこともある。
しかし、実際の厳しかった生活の内容は児童相談所から聞いている。
だから、施設に入らざるを得なかった。

ご飯が遅くても、勉強が遅くても、全く問題はない。
安心した生活を送ってほしい。
びくびくしながらじゃなく、ゆったりと過ごしてほしい。


子どもたちが僕のことを何と言ってもかまわない。

「好き」でも、「やさしい」でも、
「ばっか」でも、「おもしろい」でも。

少なくとも、僕はみんなに笑顔を提供できるような仕事をしていきたい。


何日か前も問題を起こした男の子がいた。

いろいろあるけど、
僕は、子どもたちからの応援だと理解するいろんな言葉と、
そして、たくさんの笑顔とに支えられて、仕事に励んでいる。

  だから、お互い様だね、と思う・はげおやじ・より

2009年9月 5日 (土)

めーぐ

僕のこのブログに、時々コメントを入れてくれる卒園生がいる。

めーぐちゃん。

ひとつ前の記事にもコメントをくれた。

入所の詳細については触れないが、
事情があって、中学生のときに施設に入って来た。
それまでずっと、問題のある家庭で過ごしてきたということだけど。

そして、高校卒業まで施設で過ごした。


  ******


あ、この記事は、彼女の了解をもらって書いています。
「あなたのこと、僕のブログの記事にさせてもらうからね」
内容までは、見てもらってませんけど。


  ******


彼女は友だちも少なく、女性職員と衝突ばかりしていた。
ちっとも話の通らない子どもだった。
苦労の種、っていうのかなあ。

たぶん、どうしてそうなるのか、本人にも分からなかったと思う。
自分なりに悩んだに違いない。
それは、
彼女のそれまでの生い立ちが大きく影響していることに間違いない。
全く、彼女のせいじゃない。

どうしてみんなとうまくやっていけないのか。
自分のどこが他の人と違うのか。
これから、どのように人と関わっていけばいいのか。

今年の3月に高校を卒業し就職した。
「そんな性格じゃ、すぐに辞めてしまうんじゃないか」
僕は心配していた。

就職先で、今、どんな状況で仕事をしているのかは分からないが、
とりあえず、辞めないで頑張っている。

時々施設にも顔を出し、連絡も寄越す。
僕のブログにコメントをくれるのも、きっと何かを求めているからだろう。

この前、施設に来た時に、
僕のブログを教え、彼女にも、「ブログやってみたら」と勧めてみた。

「ブログ、始めたよ」

きっと、彼女も人との心地よい関わりを求めている。

彼女のブログの内容はたわいもないもの。
時々書く日記。


  ******
 

皆さんにお願いがあります。

もし良ければ、彼女の日記にコメントをいただけませんか。
彼女が生きていく力になると思います。

おそらく、会社と会社の寮を往復する日々。
楽しみを見つけたいはず。
友だちを見つけたいはず。

彼女のブログは、
いろんなサイトをご紹介!です。
なんにもサイトは紹介してませんけど。

初めてのことで、彼女もよく分かっていないようです。

携帯のブログなので、僕もよく分からないのですが、
開いて、『今日を振り返る』というところを選択すると、
日記が読めて、コメントが入れられます。

誰も読んでくれない、コメントももらえない日記は寂しいですからね。

気が向いたら覗いてみてください。

  宜しくお願いします、の・はげおやじ・より

違う話だけど、
一昨日、別の卒園生が夜、遊びに来た。
嬉しいお知らせ。

「俺、今度結婚するからさ、結婚式来て!」

そして、にやにやしながら、

「お祝いはずんでよ」

彼にも幸せになってもらいたい、今まで苦労した分も。
お祝いはずむから。


・・・結婚式のあげられる結婚をする卒園生は少ない。

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