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2009年11月の6件の投稿

2009年11月30日 (月)

奇跡 ・・・ 25年目の春!冬だけど。

先日、県内の施設が集まっての駅伝大会が行われた。
もちろん、そんなに大々的なものではありません。
公園の周回コースを回るもの。
ひとり2.4キロだったかな。
男子は8人、女子は5人で走る。

僕は、記録役員として参加しました。

児童相談所や県庁の職員も参加し、賑やかに行われました。
休日返上で役所の職員もがんばっとる!意気込みは評価してあげよう。

男子の部、総数29チーム。
女子の部、総数14チーム。

施設の選手は小学生、中学生、高校生の人数が決まってるから、
役所の職員チームは全チームがオープン参加ではありましたが。
順位には関係ないってことだけど。


それで、うちの施設では、2ヵ月くらい前から、
子どもたちは、夜、走っていました。
まあ、それなりに一生懸命。

今は、子どもの権利ということもあり、
子どもたちに強制して何かをやらせることは難しい。
だから、練習も自由参加。
いつも走る人もいて、時々走る人もいる。

こんなんじゃ、今年もだめだな、僕は思っていました。

昔、強制的に走らせていた時も、だめだったんだけどね。


定員の多い施設の方が、選手を選べるから、
最初から有利なんだよね。
うちは、定員が少ないから、走るのが遅い子どもも選手に選ばないと、
人数がそろわない、ってことなんだけど。

だから、僕は今年もあんまり期待してませんでした。
まあ、いいね、オリンピックじゃないけど、
「参加することに意義がある!」ってことでいいでしょ!


で、その結果が気になるでしょ?

それがね。

女子は、教えるほどのことはないんだけど、
男子が、これがすごい!
もう、信じられない!

僕がここで働き始めてずっと出てるから、
25回目の参加のはずだけど、
今までは、8位入賞さえ数えるほどだったもの。


パンパカパーン、パン、パン、パン、パンパカパーン。

それでは発表です。

な、なんと、銅メダル獲得!!

もう、びっくりです。

僕なんか、何にも期待してないですから、
「うっちょーーん!」てなもんです。

子どもたちも自分たちで驚いたでしょう。
何人目かで、13位まで順位を落としたんだけど、
それからねばって、少しずつ順位を上げ、
オープン参加2チームを含めて5番目。
施設のチームでは3位というわけです。

特に、最後の高校生が、一人抜いて3位獲得です。

涙、涙の銅メダル。

いやあ、すばらしい!!

皆さんも拍手をしてやってください。

考えてみれば、今年は陸上部が数名、運動部も数名いたんだよね。
でも、まさか、銅メダルとは。

頑張って走った小学4年生の男の子は、
昨日も、今日も、メダルをぶら下げて、歩き回っていました。

たまにはいいよね。
可愛いもんです、こんなときにはね。


日頃、勉強とかじゃ滅多に褒めてあげることないし。
この小学生なんか、喧嘩ばっかりしてるし、
ほんと勘弁してほしいほどのトラブルメーカーだからね。


だから、今回はみんなに、おめでとう!

ちょっと大袈裟に、お・め・で・と・さ・ん!

  みんなの『奇跡』に乾杯!
      ひとりで毎日祝杯の・はげおやじ・より

2009年11月25日 (水)

ひとり言は、小さな声で!

いますよね、音楽をイヤホンで聞きながら歌を歌う奴。
たいてい、そんな奴に限って歌が下手だときてる。

勘弁してほしい。

うちの施設にもいるんです、中学生の男の子。
携帯ゲームをしながらイヤホンで音を聞き、ひとりつぶやく。
「あーやられちゃったよ、ちきしょー!」とかなんとか、
延々に喋ってる。

ほんと、こちらも勘弁してもらいたい。

どちらも、イヤホンで聞いているので、
自分の声がどれくらい他の人に聞こえているかが分からないというわけです。


同じことが言えるのでしょう。

歳をとると自分の耳がよく聞こえなくなるから、
大きな声で喋る老人。


この前、例によってサウナに行ってきました。
昼間の数時間をサウナに入り、昼寝をし、またサウナに入る。
まあ、僕にとっての至福の時間といったところです。

で、50代のおやじです。
僕は、サウナ室の隣の水風呂のところにある椅子に座っていました。
すると、そのおやじは、サウナ室から出てきて、
そのまま、誰も入っていない水風呂にざぶん!
体を伸ばしてバタ足なんかもやっていました。

分かります、その気持ちは。
気持ちいいんです。
バタ足は余計だけどね。

で、勢いよく風呂に入ったものだから、
風呂のへりに置いてあった手桶が、ふたつ床に落ちて、
カラコロカラコロ、音をたてました。
本人は、ざぶん・バタ足、だから、気がつかなかったかもしれません。

僕は、若干水しぶきがかかり、
おい、バタ足はないだろう、おやじ、と思っていました。

そのおやじは、その後、水風呂を出て、またサウナ室の方へ。

しかし、それからすぐに、サウナ室の方から戻ってきました。
そして、手桶をふたつ、水風呂のへりに戻し、
今度は、出口の方へ歩いて行ったのでした。


確かに、僕は、おやじがサウナ室に行こうとした時に、
ひとりつぶやきました、小さな声で。

「落した手桶ぐらい、戻して行けよ、おやじ!」

つぶやいたはずです、ひとり言ですから。
聞こえてなかったはずです、ささやいたんですから。


えっ、僕のひとり言、聞こえてた?

「よかったよ、恐いおやじでなくって」

僕は、そう思いました。

今の言葉は、声に出てなかっただろうな。
僕は、自分自身が分からなくなってしまったのでした。

  すでに老人の域に入っているのか、不安の・はげおやじ・より

2009年11月20日 (金)

家族の再生

久しぶりにテレビドラマを見た。

あんまり、最近テレビ見ないんだよね。
新聞は読むから世間から隔絶してはいないんだけど。
インターネットニュースとかも見るし。

っていうか、テレビは面白いから、
つけると延々に見ちゃうからつけないようにしてるんだよね。
後で、必ず後悔する。
「なんでこんなつまらないテレビを何時間も見たんだろう」って。

まあ、それはいいとして。


何日か前、久しぶりに、なんかドラマでも見てみようと思って、
テレビ欄を見ていたら、目にとまった『家族再生』。
題名は長くて覚えられなかった、歳だからね。

西田敏行とか出るし面白いかも、と思ってみたけど、
まあ、それなり、ね。

相武紗季ちゃんがかわいかったから、まあいいか。
って、今、ネットで名前調べたんだけど。
いつだかCMで見たことある顔だった、彼女はいいね。

・・・テレビに出る若い女の子は、みんな同じ顔に見えたりもするけど、可愛い!
    (こうなると、やはり変態おやじか?)

まあ、それもいいとして。


それで、そのドラマの中で言ってた。

「親と初めて向き合った」って、確かそんな言葉。
「だから、ちょっと分かり合えた」ってね。

同じ場所にいても、同じ時間を過ごしていても、
一緒にいるだけじゃ、、あんまり意味がないんじゃないか。

薄っぺらな時間が過ぎていくだけ、そんな気がする。

なんかよそよそしい関係。

言いたいこともお互い言わず、ただ同じ屋根の下で生活している。
誰が誰に遠慮しているんだか、されているんだか。
互いが、自分を主張したいのに黙っている。

なんか、そんな感じがするんだよね。
もちろん、なんでもかんでも言いたいことが言える家族、っていうのも変だけど。
度が過ぎてる、っていうかね。

家族の問題は、
とりあえず、小さい頃からたくさん話をすることから始まるんじゃないかな。
もちろん、形だけじゃない、真剣な、心のある会話と行動も含めて。
親が真剣に向き合えば、子どももそうせざるをえないでしょ。

まあ、思春期になれば、
どうせ、コミュニケーションがうまく取れなくなるのが普通だけど、
小さい頃に経験したことは、しっかりと根付いていくものだと思う。

親の子だから、そんなに期待しちゃ気の毒かもしれないけど。

  そんなことから始めたら、
     家族ももう少しは良くならないかなあ、と思う・はげおやじ・より


・・・・言うのは簡単!!

2009年11月15日 (日)

オレンジリボン

知っているでしょうか?

そうです、オレンジ色のリボンです ・・・ そのままじゃん!

Orange_ribon_1

これです。

ピンクリボンやレッドリボンは知っていると思いますが、
これは、オレンジです。
ですが、
『みかん好きの人の集まり』とはちょっと違います。

これは、子どもヘの虐待防止の運動です。
詳しくは、『オレンジリボン運動』のHPを見てください。


で、何が言いたいかというと、
この運動の一環として、『オレンジリボンたすきリレー』が行われ、
僕も、そのお手伝いをちょっとだけさせてもらったということです。

写真をHPから拝借。

Goal
Big_ribbon


こっちは、僕が撮った写真。

Orange_ribbon
Nihonmaru

船は、日本丸、左の写真の右後ろのビルは、ランドマークタワーです。
横浜のみなとみらい地区、日本丸メモリアルパークというところで、
ステージイベントがあり、リレーのゴールもここで行ったというわけです。

説明が長いですが、勘弁してください。


それで、僕の仕事です。

元ボクシング日本チャンピオン坂本博之さんを、
ステージの出番が終わった後に、走り始めるところまで送るというものでした。
もちろん、初対面。
が、臆することもなく。
2、30分、いろいろと話をしました。

あ、さかもっちゃん(急に馴れ馴れしい)も、
ブログを書いていますのでよければ覗いてください。
施設訪問とかも積極的に行っています。

彼も児童養護施設出身ですが、夢を語ってくれました。

「今度、ボクシングジムを開くから、
 全国の施設の子どもたちのやる気のある奴を集めて、世界チャンピオンを育てたい」

是非、さかもっちに期待したいものです。


それにしても、児童虐待です。
ニュースを賑わしていますよね、いつも。
このオレンジリボン運動も、2004年に起きた虐待死事件をきっかけに始まりました。

この前、ニュースで見ましたが、
現在、児童養護施設と里親を合わせて、
全国的に措置されている子どもの数が4万人を超えたそうです。
ほぼ50年ぶりと言っていました。

そんな世知辛い世の中です。


僕も、微力ながら、
子どもたちがなんとか生きていくためのお手伝いを、
引き続き、頑張ってさせていただきます。

  みなさんにも、ちょっとそんなことに興味を持ってもらいたい・はげおやじ・より

2009年11月10日 (火)

腑抜けは誰だ!?

中高生のお弁当は、誰が詰めているのでしょうか?

素朴な疑問です。


  ********


一つ前の記事で、きらりさんが、
親が甘やかして『腑抜け』の子どもを育てている、
というようなことをコメントに書いていました。

そうですね、子どもを甘やかす親が確かに増えていそうです。
子どもを独り立ちさせるのが、親の大事な務めなのに、です。

腑抜けは、子どもなのか、親なのかという話でもあります。

子どものペット化?
親が子どもに依存している!

子どもの自立を目標にしてない!
親たる者の責任の放棄?


それで、例えば、お弁当の話です。

僕が中学生の頃、朝、自分でご飯とおかずを弁当箱に詰めて学校に行っていました。
いやあ、それくらい当たり前じゃないですか。
うちの施設の中高生も自分で弁当を詰めて持って行きます。
普通でしょ。
自分で食べるものくらい自分で詰めて行け!っちゅーの。

ですが、実際、最近の親はどうでしょう?

子どもの弁当をきれいに詰めてあげて、ちゃんと包んで、
「はい、持って行って!」
テレビを見ている子どもに声をかける、とか。

そんな話も時々聞きます。

これは、良いお母さんでしょうか?

全体的にそんな感じじゃないかなあ、って思うんです。
親の子どもに対する心構えが。


これは、たかだか、弁当を詰めるかどうか、の話なんですが、
そんなことが、親子の関係を象徴しているような気がして、
ちと、取り上げてみたのでした。

あなたのお宅はいかがでしょうか?

それじゃ、子どもは自立のできる大人に成長しないんじゃないかなあ。


自分の部屋を掃除するとか、
食事後の洗い物や洗濯物をたたんだりとかの手伝いはどうだろう?


  甘やかすだけが親の愛情じゃないはず、と思う・はげおやじ・より

2009年11月 5日 (木)

こんなときだから

こちらの方の学校では、インフルエンザが大流行!

今日も新しく中学校の2クラスが学級閉鎖。
いつになったら、終わるのやら。

っていうか、うちの施設の子どもたちはもう誰も寝込んでいないんですがね。


で、先週の話です。

小学校5年生の男の子のクラスがやっぱり学級閉鎖で、一週間お休み。
このクラスだけだから、施設の中は日中彼だけしかいないというわけです。

一人だけのために僕の休憩時間はなくなり・・・

そんなことを言ってはいけません。

ここは、滅多にないチャンスです。
こんなときだからこそ、個別の対応ができるからです。


Kaki


突然、写真です。

これは、うちの施設の庭に成っている柿。
見れば分かりますよね。
これを見て、りんごなんていう人は、相当面白い人です。

で、何で柿か、です。

木は一本なんだけど、柿の実はたわわに実っていたわけです。
で、子どもたちは、勝手に登る、登る。
柿を取っては食べ、取っては食べ!

中には、ボールの代わりにバットで打っている子どもがいたり。

「こら、食べ物を粗末にするな!!」

だから、やっぱり危ないです、子どもたちには。
見ていると恐い。
取れば取るほど、柿の実は枝の先っぽの方が残るわけですから、
だんだん、子どもたちには危険が増すということになります。


それで、その学級閉鎖の男の子とふたりで、
柿の実を取って、危険回避をしたというわけ。

ふたりでいろいろと喋りながら、籠三つ分取りました。
施設の夕食に出してもらっています。
ちょっとは、虫食いの柿もあるけどね。

こんな二人だけの時間なんて、施設じゃ、なかなか作れないんだって。
だから、とても貴重な時間。

「一個、皮をむいて食べようか」

「自分でむきたい!」

普段は危ないからやらせないんだけど、ふたりだとそんなこともできます。

写真のナイフで彼は一生懸命に皮をむきました。
指を切り落とすようなむき方で、危なっかしい限りでしたが、
まあ、何事も経験、経験・・・・でも、怪我しなくて良かったよ。

勿論へたくそだから、むいた皮に実がいっぱいついていて、
ふたりで皮をかじったりしながらね。

まあ、ひどく不恰好な柿がむきあがりましたが、
彼にとっては、彼のすばらしい作品です。

しばらく眺めた後、僕にひと切れくれて、満足そうに後は自分で食べてしまいました。

いつになく、彼は饒舌、しかも、ニコニコしています。
そんな数時間でしたが、楽しいひと時を過ごせました。

  個別の関わりは大事!たまにはそんなことも良いね、と思う・はげおやじ・より

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