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2010年4月の6件の投稿

2010年4月30日 (金)

僕の夢を見るなんて!

僕って、みんなに好かれてるじゃないですか。
だから、結構、夢に出てくるんじゃないかなあ。


この前、施設の卒園生から数年ぶりに電話がかかってきた。
女性、29歳。

「久しぶりに、はげさんの夢見たから、電話してみた」

ほらね。
ファンが多いんだよね。

頼りにされてる?
悩みでもなんでも、聞いてあげなくちゃね。

「で、どんな夢?」


「筋なんて、なんにもないんだけど。
 夢に出てきたはげさん、前より相当はげてたよ! 大丈夫?」


「だからさ、
  わざわざ、それ言うために、電話してきたの? 何年かぶりなのに」


相談したいこととか、あるんじゃないの?
ほら、あるでしょ。
きっと、あるはず。

はあ、ないの!

  
  やっぱり僕はそんな存在か!の・はげおやじ・より

2010年4月25日 (日)

そんな時代だったとしても・・・

僕は申し訳ない思いでいっぱいだ、その頃の子どもたちに。

僕がここに就職した25年前。
当時、僕は24歳。
大学を卒業し、福祉系専門学校に行き、最初の就職先。
(最初と言っても、最初で最後だけど、今のところ)

その頃の話。

ここの施設はひどい状況だった。
子どもたちは荒れていた。
中学では、この施設の子どもが数年続けて番長だった。

男の指導員はふたり。
長く勤めていた方の職員の言うことは、
子どもたちはよく聞いていた。
なにしろ、恐かったから。
彼の言うことは子どもたちは何でもすぐやる。
怒鳴るし殴る。
そんな職員がいたら、僕だって言うことを聞く。

園長も、暴力は振るわなかったけど厳しい人だった。


夕食後勉強の時間。
子どもたちに僕は厳しく対応した。

「早く机に向かえよ!」

僕は子どもたちを引きずって座らせた。

「また、暴力指導員が来た」

子どものひとりが言った。
そんな言葉を覚えている。

「つべこべ言わないで、勉強しろ!」


僕は、その厳しい指導員をあるところでは見習い、
またあるところでは、心の中で非難しながら、
毎日を過ごすのが精一杯だった。

まさしく、悪戦苦闘。

子どもたちの上下関係も厳しく、
日常的に喧嘩あり、いじめありの生活。

職員がいるところでもすぐにつかみ合いになっていた。

僕はできるだけ手を出しちゃいけないと思って、
追いかけまわしている子どもにどこまでもついて行ったりしていた。
追いかけられている子どもは、つかまったら殴られるに決まってる。

後から聞いた話だが、
夜は、なおさらひどかったらしい。
職員の見回りを見張る子どもがいて、
上級生が下級生を殴るボクシング大会。
職員が来たら、みんなで寝たふり。

痣ができても決して言わない。

「寝てるときにベッドにぶつけた」

ちくったりしたら、その晩、どんな目にあうか分からなかったから。


その指導員は、数年で園長と喧嘩して辞めた。
それから、
僕はできるだけ暴力を使わないように子どもたちに対応してきたつもり。
しかし、中学生が幼児をいじめたりもしていたから、
その暴力の連鎖は、なかなか断ち切ることができなかった。

暴力を使う子どもたちに注意すると必ずこう答えた。

「俺も小さい頃、殴られてた。だから、殴ってきかせる」

この連鎖は、10年以上も続いた。
結局、小さい頃上級生に殴られた子どもたちが卒園してしまうまで。


今も、勿論、子どもたちの暴力が全くないとは言えない。
虐待を受けてきた子どもたちは、そんな出し方をする子どももいる。
しかし、連鎖による暴力はない。


あの頃の卒園生で、今、連絡が取れる子どもは少ない。
連絡が取れなくなってしまった。

僕がお金を貸して返さないまま。
返せないから、連絡が取れなくなってしまったのだと思う。

ただ、聞いた話では、
その頃、いじめられていた子ども二人は、
しばらくして結婚したけれど、数年後にDVで離婚したらしい。

間違いなく、子どもたちのここでの生活が彼らをそうした。

僕にも責任がある。
取ることのできない責任が。


だから、あの頃の子どもたちにはほんとに申し訳ないと思う。
なんとか、為す術があったはずだから、きっと。
その時には精一杯仕事をしていたつもりだけど、
もっとできることがあったはずだ。

謝って済む問題じゃない。

でも、言わせてほしい。

「本当にごめんなさい。僕のことを許して下さい」

  そんな時代だったじゃ済まされない、と思う・はげおやじ・より

2010年4月20日 (火)

E.T.

突然ですが、
『The Extra-Terrestrial』 って知ってますよね。
30年くらい前かなあ、超ヒットした映画ね。
スティーブン・スティルバーグ監督。

子どもたちとE.T.との心温まるお話です。

大人なんかじゃ分からない、
素直な心を持った子どもたちとかわいいE.T.との関係。
子どもたちはE.T.を家に帰してあげたい。

”E.T. phone home”.

「E.T. うちに電話!」(字幕)って、
家に連絡を取りたいE.T.が、言うんだよね。


それで、
E.T.は、日本語に直すと、『地球外生命体』です。
宇宙人もやっぱり家族が大事なんです。

施設の子どもと求め続ける親との関係も同じです。

あー、どこへ行っても、大事なのは親子の愛、っていうわけね。


で、
僕はこんなものを持っています。

Et_1_2Et_2


もらった物だけど、キャラクター・グッズっていうやつです。

で、気付いてないだろうけど、僕のこのブログのURL。

http://extra-terrestrial.cocolog-nifty.com/blog/

ここにも出てくるわけね。
僕とは深い関係というわけです。

思い出しました。

僕が大学の時に、この映画を友だち数人と見に行こうと待ち合わせして、
僕はアルバイトの関係で少し時間が遅れて、みんなに置いて行かれて、
「おまえら、友だちじゃねえ!」って、思ったって話。

たかだか10分の遅刻だったのに。
すいません、当時は携帯電話のない時代でしたので、
僕は、友だちと会えなくて悲しい思いをしたという、そんな話です。

まあ、そりゃいいか。

だから、打算じゃなくて、温かな心が大事だということ。
いつまでも子どものような気持ちを持ち続けていたい、ってことです。

  実は、名前のイニシャルがE.T.の・はげおやじ・より


★ 名前は、適当にご想像下さい。
  相当ださいよ、内緒だけど。
  

2010年4月15日 (木)

携帯写真家

僕は、あんまり写真が好きではない。
だから、デジカメを持たない。


突然ですが、運動会です。

小学校でも中学校でも運動会に行くと、
ビデオカメラやデジカメで、
お母さんたちやお父さんたちが、一生懸命に撮影している。
僕も仕事では撮る時もあるが、実は応援したい。

良い写真を撮ろうとすれば、応援ができない。

「おーい!がんばれーー!!」

僕は、その時に、大きな声で、声援を送りたい。
子どもたちは、まさにその時に精一杯走っているのだから。

過去の思い出もあんまりいらない。
今を、大事にしたい思いが強いから。


  ******


ですが、
ブログだから、たまには写真も入れないとね。

「おまえの記事は、字ばっかりで読みにくい!」

そんなことを思っている人もいるでしょうから。

写真はあんまり好きではないけれど、結構上手です。
自分ではそう思っています。
言わせといてください、ただですから。

まあ、見てみてください。
最近撮った写真です。

横浜の赤レンガ倉庫で行われていた、これ!


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ここら辺は、バイクでブーンと行って、よくうろうろしています。
行ったら、たまたまこんなことをやっていたので、
写真に撮ってみました。

もうしばらく開催しているようです。
近くの人は行ってみてください。


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僕には花が似合います。

僕の心のように、きれいな花たちの写真です。


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さっきのは嘘です。

僕に花は不釣り合いです。

心の汚れた僕が、せめてもの罪滅ぼしに撮った写真です。


こちらは、横浜の根岸森林公園。


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これは、見ての通り、桜です。

見事です。


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花はきれいですが、短い命です。
一瞬の美しさを競います。

人も同じです、きっと。


僕も、はかない命を、せめて一瞬だけでも輝かせたいと思っています。


  やっぱりそれでも、花は似合いそうにない・はげおやじ・より

2010年4月10日 (土)

アサヒ・スーパー・ドライ  6本

昨日の夜、7時頃。
ひとりの女の子が、突然、施設にやってきた。
女の子じゃないか?
久しぶりに会って、1時間くらい話をした。
確か、数年ぶり。

彼女が言うには、
中学の時の友だちに会いに来たから、『ついでに寄った』らしい。
電話くらいして来い!っつーーの!

26歳。

彼女は、ざっくばらんな性格だから、
ここにいろいろ書いても、まあ、許してくれるでしょ。

後で、事後承諾もらおうっと。
コメントも要求しておこう!


彼女の娘さんは、小学3年生。
だからさ、16歳の時の子ども。
つまり、彼女は高校1年生の時に赤ちゃん産んで、
シングルマザーで子どもを育てた。
施設は、だから、高校1年で退所した。
正確に言えば、高校は中退だね。

とりあえず、父親のところに帰ったんだけど、
良い状況が待っているわけじゃなかった。
家で生活できないから施設にいたんだから、
帰っても良いはずがないよね、間違いない。

今は、その子の実親でない人と結婚してるんだけど、
話を聞く限り、幸せとは言い難いなあ。
いつまで経っても苦労ばかり。
夜も仕事に出ているらしい。


でも、救いは彼女の明るさ。

「もうほんと、大変だよ。
 でさあ、私もおばさんになったでしょ!」

「ほんと、おばさんになったなあ、ずいぶん」

と、優しい言葉をかける僕。

話し終えた後、彼女は、僕を外に連れ出した。

「はげさん、これ、飲んで!」

照れたように彼女は言った。

だから、それがスーパードライ。


泣けてきます、この瞬間!

この仕事、やっててもあんまりいいことないんです、実際。
たまには、こんなこともないと、やっていけないんだって!

「ありがとね、ともこ」

名前出しちゃったけど、まあ、いいやね。

まだまだこれからも、彼女には多くの苦労があるはず。
でも、頑張ってもらいたい。


彼女に向かって、僕は最後にこう言った。

「娘さんは、寂しい思いをしてるから、もっと優しくしてあげなよ」

いろいろと問題行動のある娘さんらしい。
親の影響は大きいからね。

「おまえの娘なんだから、そんな良い子に育つわけねーだろう!」


きっと、彼女も娘さんと一緒に成長している、そう思いたい。


  頑張れ!! ・ともこ・の今後を応援する・はげおやじ・より


★ 今、そのビールを飲みながら、この記事を書いている。
  だから、この味は、格別なんだって!

2010年4月 5日 (月)

友だちは、必要なのか?

僕自身、まあ何人かはいるにはいる。
専門学校の時の友だちだから、
26,7年くらいかな。
みんな良い人たちだから、声掛けてくれるんだよね。
僕自身は、自分から関係を継続していくのは、
難しいと思っている。

それが証拠に、
小学校も中学も高校も大学も、
その時には結構仲の良い友だちがたくさんいたけど、
住むところが遠くになったって、というのもあるんだけど、
引っ越したらそれっきり、連絡も取ってないもんね。
だから、田舎の長崎に帰っても会う人いないし。

薄情、って言われる所以でもある。

だからって、寂しいわけでもないんだけど。

だいたい、自慢じゃないんだけど、
僕の周りには、どこででも人が集まってきてたし、
友だちができない、なんて考えなくても良かったんだけど。

あー、特に女の子の取り巻きが多かったんだよね。

だから、言わせといて。


施設の子どもたちの中には、ひとりも友だちのいない子が何人もいる。
作れないんだよね。

話を聞くとたいてい、「友だちはほしい」って言うんだけど。

自分から話しかけられないから、って子もいるし、
話しかけてもらっても、うまく答えられない、って子もいる。
結局、会話にならない、っていうわけね。

それに、ほんと苛められっ子みたいな子もいる。

学校の先生にお願いして、
周りからアプローチしてもらったりすることもあるけど、
うまくその関係を継続していけないんだよなあ、そんな子は。

「おまえさー、そんなこと言ったりしたりしたら、友だちできるはずないじゃん!」

なんてこともある。

本人に悪気はなくても、人を遠ざける、みたいなね。

でもね、
そんな子は、そんな子なりに自分の居場所を見つけたりもするわけ。

暗い部活動の暗い仲間とか、
暗い趣味の合う暗い仲間とか。

まあ、いいんじゃない、それで。

漫画やゲームを友だちにしちゃう子もいるけど、
それはそれで、とも思っている。

最低限の人間関係が作れれば、世の中、一人でだって生きていけるもの。
『最低限』が難しかったりもすんだけど。

時間が人を成長させる、っていうこともあるし。

「おまえが、そんなに職場でうまくやっていけるとは思わなかったよ」

そんなこともある。

人はもまれて成長していくもんじゃないかな、その人なりに。

必要なければ、オタクを選んだって良いんだし。

そのくらい開き直れるように、
そんな子どもに話をすることもあるよ。


「少なくとも、僕っていう友だちはいるからさ」


   はいはい、また最後に格好付けた・はげおやじ・より


★ 友だちになってほしいのは、僕の方かも?

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