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2012年4月10日 (火)

入学おめでとう!!  だけど ・・・

昨日は、中学校の入学式だったよ。

桜の花も、お祝いしてる!


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期待と不安の入り交じった表情で彼は出かけた。

いつもは、何度起こしても起きないのに、
昨日は、自分で起きてきたよ、6時15分。

ぶかぶかの制服を着て、張り切って出かけて行った。


  **********


ただね、彼には気になることがあった。


お父さんとお母さんが入学式に来てくれるのか。


勿論、施設の職員は行きますよ。
25歳の保育士さん。

でもなあ、親の代わりにはなれないから。


結局、お父さんもお母さんも来なかった。


だからさ、思う。

「行けたら行くよ。」なんていい加減なこと、軽々しく言うなよ!!


  **********


彼も中学生。
自分の置かれた立場を、自分なりに理解していくしかない。
それも、彼の仕事だ。

たとえ、それがどんなに理不尽なことであったとしても、
そんな自分を受け入れていく、
その強さが、これから、必要になっていくからね。

生きていくのは甘くない!!

・・・ 残念ながら。


  **********


人間は、生まれながらに不平等です。

親は選べないからね。

しょうがない、だから。

僕は、きっとラッキーな方の生まれだな。
だって、
親は少なくとも虐待するような親じゃなかったもの。

施設の子どもとは、そんなレベルでないと話ができない。

知的な能力にしろ、家庭環境にしろ、
そんなどうしようもないものを背負って、みんな生きているんだろ!

たまたま、いいものだったか、そうじゃなかったか。

そんなこと、その子の責任じゃない、全くね!


だから、

僕らの仕事は、不平等を少しならしていくことじゃないかな。

そんな思いで、ずっとこの仕事をしている、26年。

いろいろな問題を抱えた子どもたちの、
わずかばかりの支えになれたらいいと思っている。


頑張れ、みんな!

昨日入学した中学生の男の子に、

僕は、心の中で話しかけた。


「満開の桜と一緒に応援してるよ!」


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  一緒に頑張っていこう!! 応援する・はげおやじ・より


  **********


★ 以前の記事から『ヘイ、ベイビー、元気かい?』

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施設の子どもたち」カテゴリの記事

コメント

私も今日、中学校の入学式に行ってきました。
(児童担当の民生委員をしてるので・・・)
式が始まる前、校長先生から、ある子どもの話を聞いて、

「自分で産んだ子どもは、ちゃんと育てようよ~!」

・・・って、言いたくなりました。

子どもがみんな笑顔でいられたらいいのにね。


  Yucky様

ほんとにね。
自分で自分の子どもを育てられない親、増えてます。

だいたい、
子どもの数は減っているというのに、
施設に入りたい子どもは増えているんですから。

子どもの問題は、親の問題なわけなんですから、
親の教育し直し、でしょうが、
もはや手遅れ?

だから、
今の子どもたちから再教育、ですかね。

と言っても、
時代はねえ、とても良い方向に向いているとは思えませんねえ。

Yuckyさんも、民生委員、大変でしょうけど、
一番身近で子どももお年寄りも見る役目ですから、
責任重大です。

しっかりお願いしますね。

  ほんと何でも大変!頑張ってくれ!の・はげおやじ・より

子供の数は減っているのに
施設に入所する子供が増えている。

いろいろな事情があるにせよ、
親も、きっと苦しいのでしょうね。

子供は親を選べない。

そのとおりですね。

生きづらい世の中を
生きていかなければならない
憂さを 弱いもの(子供)に
向けてしまう親がいる。

愛された実感を肌で感じられない
子供の親も、きっと愛された記憶
ないのかもしれません。

負の連鎖が繋がらないように
するには、
どうすれば、よいのでしょうか。

?????がいっぱいの
社会です。

  きらりん様

ほんとにその通りなんです。

つい、僕も、子どもの親御さんを責めるようなことを、
言ってしまうことがありますが、
実は、気の毒な人生を歩いてこられた親御さんが多いんです。

親自身が虐待を受けてきたとかいう話は、
珍しくありません。
そしてまた、施設の子どもが、大きくなって、
自分の子どもを施設に入れる、ほんと悪循環もあるんです。

だから、どうしたらいいんでしょう?

とりあえず、
僕は、今、施設で生活している子どもたちが、
自分の子どもを施設に預けるようにならないように、
全うに育てる、ということでしょうか。

今までの仕事の中でそうしてきたつもりですが、
なかなかうまくいっていない現状もあります。

自分の力不足も否めませんが、
どうしようもない現実も感じてしまいます。

あーあ!!

  こればっかりはため息の・はげおやじ・より

やっぱり、生まれてきた子供に愛情を注げないのなら
生むべきではない、としか言えません。
生んだからには育てるのが親でしょ、どんな理由があっても。
そう思うんですけど…間違ってる?
うちの息子は知的障害を持って生まれてきて
『なんでうちの息子が。』と思ったことも正直ありました。
イライラしてつい自分の感情だけで怒ったり手が出てしまったこともあります。
でも自分の子供だからやっぱりかわいいです。
みんなそうじゃないのかな?子供が生まれた日の感動を思い出して欲しいです。
確かに今の世の中生きにくい時代です。
でも若い人でもしっかり子供を育てている人だってたくさんいるのに。
世の中のせいにばかりしないで欲しいなと思います。
こんなこと言ってもそういう人たちの心にはきっと響かないんだよね。

  boomin様

仰ることはよく分かります。
boominさんのように、障がいのあるお子さんを、
しっかり育ててらっしゃる親御さんもたくさんいます。
ほんとに苦労が人一倍でしょう。
頭が下がります。

ですが、
児童養護施設の親御さんには、
親御さん自身が知的障がいを持っていたり、
精神疾患を持っていたりという人も少なくありません。
だから、僕にも責めたい気持ちはありますが、
責められないなあ、とも思ってしまいます。

『責任を持つ力のない親』、って言うんですかね。
悲しいですけど、そんな人もいるんですよ。

自分を含めて、
反省できることは反省し、
改めるべきところは改めて、なんとか少しでも、ですかね。

人を責めても変わることは少ないです。
その状況を変えるために、
自分が何をできるのか、を考えないといけないと思っています。

  自分なりに頑張ろうっと!と思う・はげおやじ・より

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