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2012年6月の8件の投稿

2012年6月27日 (水)

ありがたいと思うこと

「感謝しなさい!!」

そう言われてもねえ。

そんなこと言われて感謝できる人なんかいない。


人は、ありがたいと思って初めて感謝するものだからね。

口だけで「感謝してる!」って言うのは簡単だけど、
大事なことは、心が込められているか、ってこと。


  ********


施設の男子高校生。
普段はほとんど話さない。
必要最小限度。

っていうか、必要なことも話さない感じ。

「だからさあ、学校のプリントとか見せてくれないと、
 準備するものとか困るでしょ。」

まあ、彼にはそんなこと関係ないね。


彼は家で大変な思いをして過ごしてきた。
そんな家で過ごしてきたんじゃ、大人なんか信用できないよね。
当たり前だ、僕だってそうなる。

だから、彼はきっと口を閉ざしてしまったんだろう。

冗談のひとつでも言えれば楽しいのに。

彼が口を開くときは、たいてい職員批判、大人批判。

でも、彼がそうなったのは、彼のせいじゃない。

間違いない。


ただ、そうは言っても、そんなんじゃこの先が思いやられる。
就職大丈夫?


と言って、どうする術もない。

すぐすぐどうにかなるもんじゃないもの、人間の性格。


その彼は、朝は眠いからなかなか起きてこない。
遅刻しないぎりぎりの時間に起きてきて、朝ご飯も食べないから、
いつの頃からか、特別におにぎりを作ってあげている。


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おにぎり2個持って登校。

どこで食べてるんだろう。

バスの中?
電車の中?
どこかの公園?

それは知らない。
何せ、余計なことは喋らないから。


その彼が、そのおにぎりを持って行くとき、
毎日、必ず「ありがとう!」って、言っていく。

勿論、その言葉に気持ちが込められているかは分からない。


ただ、僕はそうだと信じている。
っていうか、そう信じたい。

彼も少し、大人を信じ始めたのかも。
そう思いたい。


そして、彼が施設を出て行くまでに、
僕でなくてもいいから、
施設の職員の誰かと繋がれることを願っている。

困ったときに話ができる人がいることが大事。

ひとりで失敗したときに、相談できる人がいないと、
間違いなく、子どもたちは沈んでいく、どこまでも。

そして、浮き上がるのは至難の業だ。


  子どもから信じられる存在でありたい・はげおやじ・より


● 追記 ●

★ おにぎりつながりで、こんな話がありますので、
  読んでみて下さい。 感動的です。

  諏訪中央病院名誉院長 鎌田實さんの話です。

  『お母さんから命のバトンタッチ』

2012年6月22日 (金)

日焼けは辛い ・・・・ 海岸線ツーリング!

「今何時? そーね だーいたーいねー
 今何時? ちょーっと 待ーってーてー」

こりゃまた古いね。
確か、僕が高校3年だった気がするなあ。
サザンのデビュー曲『勝手にシンドバッド』。


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「江のしーまーが 見ーえーてきーたー」

行って来ました、ツーリング。
台風明けの一昨日。
天気がいいと出かけたくなるでしょ、普通。

飛んでるトンビ、写真撮るの難しかったよ。
だから、動くな!っつーの。

江ノ島と言えば、マリンスポーツ。


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ここには、トンビ君、勝手に写り込んできました、呼んでないのに。
まあ、いいですけど。


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江ノ島は、『暴走族追放 強化月間 実施中』でした。
電光掲示板に書いてあるの、分かるかなあ。
それにしても、暴走族って、最近いるの?

この近くだけ江ノ電は、道路を走る路面電車。
車と一緒に走ります。


さて、この後、
僕は海岸線をずっと走って三浦半島一周の旅。


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このちびバイク、いいでしょ。
向こうに見えるのが、『稲村ジェーン』の稲村ヶ崎。
左手には江ノ電が走っています。

こんなこともあったよ。
『何事も経験!経験!』


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ここら辺では、こんなこともあったなあ。
『カラスのお喋り!』

逗子から鎌倉に抜けるところのトンネル。
反対から来たから、向き直って撮りました。
ちょうどウィンドサーフィンやってるのが写ってた。

もう一枚は、言わずと知れた葉山マリーナ。
ヨットのポールの数、すごいねえ。


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葉山の森戸神社の中にある裕次郎の碑。
後、奥の方に裕次郎灯台と名島の鳥居が写ってるんだけど、
ちと小さくて分からないか。


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一年半くらい前までここの近くに住んでました、一色海岸。

施設の子どもたちとよく泳ぎに来たなあ。

こんなこともあった。
『禿げてはいますが、それはないでしょ!』

左の写真の防波堤から子どもたちが飛び込んで、
監視員の人によく怒られてた。
帰りに、海岸のゴミ拾いさせられたり。

海の家『一色ロイヤルビーチ』は、僕の娘がバイトしてた。
隣で建築中の海の家は、台風でちょっと壊れたみたいね。

草の生えてるところは、小磯の鼻。
葉山御用邸から天皇や皇后が散歩に出るところで、
施設の子どもたちは声を掛けてもらったこともあるよ。


旅は続くよ、どこまでも。


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海岸に咲いていた花と横須賀秋谷の立石公園。


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ここは、三浦半島の最南端、城ヶ島。
台風の後で、結構荒れてました、砕け散る波。


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ここら辺は三浦市。
海岸から少し入ると、畑、畑、畑。
三浦大根とか有名ですよね。

右の写真は、途中にある風力発電のある公園。
名前は忘れた。


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またぐるっと回って、観音崎公園。
写真撮ってないけど、
弾ける女子中学生のはしゃぐ声。
若いって、素晴らしい!!

って、こんな時間に学校はサボったの?

砲台跡に大砲の模型が作ってありました。


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ここは、横須賀。
奥の左は自衛隊の船、右は米軍横須賀基地に停泊中の潜水艦。


そして、一路、横浜へ。

疲れたので、ここで1泊、得意のカプセルホテル。
サウナに入って汗を流し、
ビールを飲みながらゆっくり過ごしました。


翌日の朝。


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赤レンガ倉庫のところの公園。

左の写真は、左から赤レンガ倉庫、ランドマークタワー、
真ん中に観覧車、
右の変な形の建物は、インターコンチネンタルホテル。

右の写真は、大桟橋に停泊中の客船とその左には、横浜ベイブリッジ。


そんなこんなの旅でした。
雨がぽちぽち降ってきたので、
二日目はどこにも寄らずに帰って来ました。


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日焼け対策に長袖で出かけたのに、
腕まくりしてたんじゃ、役に立つわけない!
あー、ひりひりする。
きれいな手袋焼けになりましたとさ。


ちょっと記事が長くなりました。
お付き合い下さった方、ありがとうございました。


  気分転換してまた仕事に精を出す・はげおやじ・より

2012年6月19日 (火)

美人のウェイトレス!!

今、近くのファミリーレストラン『ガスト』に行って、
ひとりでお昼ご飯を食べてきました。
午後1時頃ね。
今日は休みで、ちょっと贅沢、って感じ。
HottoMottoのお弁当とどっちにしようかと迷ったんだけど、
たまにはいいかとガストにしました。

ほんとたまに行くんだけど、
この時間に行くとだめだね、失敗した。
言っちゃなんだが、うるさ過ぎる!!

お客さんはほとんどが年配の女性の方々。

所謂、『マシンガン・トーク』

お願いだから、静かにご飯を食べさせてよ。
そんなに早く、しかも大きな声で喋らなくてもいいからさあ。


今日の話はそれを言いたいんじゃないから、
その話は、とりあえず置いておきますが。


Menu_im_021


まあ、何を食べたかもあんまり関係ないんだけど、
『夏野菜とひれかつのおろしみぞれ煮和膳』
いやあ、美味しかったです。


でね、
最初、テーブルに案内されてメニューを見ます。
案内してくれたのは、40歳くらいの眼鏡のおばちゃん。
チャイムで読んで注文し、
水とおしぼり、日替わりスープを自分で取りに行きました。
セルフサービスですからね。

しばらく立って、そのおばちゃん、
頼んだ和膳を持って来てくれました。

「お待たせしました。」

うまそう!
和膳ですから、味噌汁が付いてます。

「えっ?!」

味噌汁が付いてるんです。
ということは、
日替わりスープは当然セットになってないということ。

僕は、頼んでないものを勝手に飲んでたというわけ。

「あーあ、やっちゃったよ。」

隣のテーブルを拭いていた、
さっきの眼鏡のおばちゃんに声をかけました。

「すいません。
 間違えてスープを飲んじゃいました。」

追加注文しようと思っていたんですが、

「いいですよ、いいですよ、
 どうぞ、スープもお召し上がり下さい。」

素敵な笑顔で、そのおばちゃんは答えたのでした。


その途端に、
その『眼鏡のおばちゃん』は、『美人のウェイトレス』に姿を変えましたとさ。


って、僕にはそう見えた、ってことだけどね。

うるさいレストランだったけど、
なんか気分良く帰って来たそんな昼食。


  僕も笑顔でごちそうさま!の・はげおやじ・より

2012年6月15日 (金)

梅雨の季節に

いや、知りませんでした。


田舎って、やっぱり素敵です。

僕は一昨年ここに引っ越して来ました。
住んでいるところは住宅街ですが、
一番はずれなので、
裏はすぐ丘というか山になっています。


うちの前に狭い道路があって、
その向こうに小さな川が流れています。


Imgp1443


こんな川です。

幅が2、3メートルくらいでしょうか。

今年になって聞いたので、
去年は見ていないんですが、
この川には蛍が飛ぶというのです。

「こんなところで蛍が見れるなんて!」ですよね。

僕は、生まれてこの方、
蛍を何回かしか見たことがないんですから。

それで、昨日行ってみました。
っていうか、
外に出たらそれでいいんですけど。


驚きです。

蛍が舞っていました。
ほんとに蛍が優雅に飛んでいました。

そんなにたくさんの数ではなかったですけどね。

葉っぱに留まっている蛍が多かったですけど、
ふっと、舞い上がる。
灯りが、点いては消え、消えては点く。
その微妙な光り具合がなんとも言えませんでした。

頑張って写真に撮ろうと思ったんですけど、
これが精一杯でした。


Imgp1445


分かりますか?


蛍の飛ぶ速さは秒速50センチ。
桜の花びらが落ちる速さ、
牡丹雪が降る速さとだいたい同じなんだそうです。

心安らぐ速さ、っていうんですかね。


しばらく、蛍観賞が楽しめそうです。

心穏やかに、また、仕事にも精が出るというものです。


  毎日が蛍見!の・はげおやじ・より

2012年6月13日 (水)

子どもたちに教えられる日々 ・・・ いじめられる日々?

前の記事で、小学生の女の子に、
広告の裏紙を大事にするように言われた話をしました。


その同じ女の子の話です。


何日か前、みんなで夕飯を食べていました。

楽しい夕餉 ・・・ 笑顔と笑い声。

あ、僕の作った美味しいご飯を食べながら、です。


僕は何気なくポケットに手を入れました。
そしたら、小さな紙切れが手に触りました。
買い物のレシートだったと思います。

僕は、台所の流しのすぐ近くに座っていましたから、
そのまま、流しの三角コーナーめがけて、
丸めたそのゴミを投げたんです。

ナイス シュート!

ゴミは、いい感じで三角コーナーに吸い込まれました。


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その時、その女の子の目が光りました。
彼女は見逃しませんでした。

「はげちゃん!」

何?そのニヤリと笑った顔。
その顔は笑っているけど、笑顔とは言わない。

「それ、いいの?!」

ああ、腹が立つ、その勝ち誇ったような言い方。

そうです、そうです、その通りです。
ごめんなさい。
僕の負け、あなたの勝ち!

分かったから、もう言わないで。

しかし、彼女は僕にとどめを刺すように言いました。


「いつも、
 はげちゃんが、
 ものを投げちゃいけないって、
 言ってるんでしょ!!

 違うの?!」


  小学生にいじめられる・はげおやじ・より

2012年6月11日 (月)

もったいないおばけ!

学生の頃、夜、勉強をするときには、蛍を集めて、
その灯りで教科書を読んだものだ。

ごめんなさい、それは嘘。


でも、中学校の頃、勉強するのに広告の裏を使っていた。

それは、本当。

うちの家、貧乏だったのかなあ?

広告を何等分かにして、大きなクリップで留めて、
その紙に、自分で問題を作って勉強していたのを覚えている。
教科書の虫食い問題を作ってたんだよね。


Ts3v0159


上の写真は昨日の広告。
最近、裏が白い広告紙は、ほとんどパチンコ屋のちらしだ。


施設の子どもたちは、
広告紙の裏に絵を描いて遊んだりする。
だから、新聞が来たときにパチンコ屋のだけ別に取っておく。


この前の勉強の時。


「その計算、面倒だから、計算するの、広告の裏紙使いなよ。」

 「分かった!」

小学生の女の子、計算を始めた。

しかし、
次の計算を始めるときには、書いたものを消してまた書く。
その繰り返し。

「計算用紙は書けなくなったら捨てればいいから、
 いちいち消さなくてもいいんだよ。」

 「分かってるけど。」

「そうじゃないと、計算用紙の意味ないじゃん。」

 「だって、計算に紙使っちゃうと、絵が描けなくなるでしょ!」

「お絵描き帳だって、あげてると思うけど。」

 「もったいないことはしなくていいの!」

はい、おっしゃるとおりです。


  子どもに教えられる・はげおやじ・より

2012年6月 6日 (水)

案外、うまい!

僕の仕事は、
グループホームで生活する子どもたちのお世話ですから、
当然、ご飯も作ります。

こどもの日に『かぶとハンバーグ』の写真、
アップしましたよね。
ほんと、あれは大変だった。

それは、まあいいんですが。


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「今日のご飯は、どう?」


小学生の子どもたちは言います。

「案外、うまい。」


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「今日のご飯は、結構いけるでしょ?」


「案外、うまい。」


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「今日のは、相当いいよね?」


「案外、うまい。」


「だからさ、『案外』って言うな!
 それに、毎回『案外』だったら、それって『いつも』でしょ?」


「いつも、案外うまい。」


まあ、なんて言うかねえ。

可愛いってことにしときましょ。


  ほんと子どもたちが小憎らしい・はげおやじ・より

2012年6月 2日 (土)

僕は、『隣る人』になれているか

今日は、久しぶりに映画を見てきました。

『隣る人』


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ドキュメンタリーで、
僕が働いているところと同じ、児童養護施設の生活を描いています。

僕には、仕事の日常ですが、
施設を知らない人が見たら、
「こんな世界もあるんだな。」って、きっと驚くんでしょうね。

そんな特殊な世界です。


この映画の中に出てくる職員、まりこさん。

独身だろうな、いい歳みたいだけど。

一生懸命になればなるほど、仕事は辞められません。
子どもたちに対する思いが強ければ強いほどです。
退職は、子どもたちを捨てることになりますから。

親としての子育てではないので、
子どもたちみんなを育て上げることは不可能です。

特に女性は、自分の結婚、子育てと、完全に仕事が重なります。
両立するのは、これまた不可能です。

結婚が幸せのすべてではないと思うけど、
一生懸命さが、自分の結婚・子育てを阻害するとなると、
それは、どうなんだろう?とも思います。

そんなわけで、独身で仕事を続けている、
そんな女性職員が、少なからずいることも事実です。


話がそれましたが、その職員、まりこさんです。

子どもに寄り添って仕事をしています。
って、もう仕事の範疇を超えているのかもしれません。
っていうか、超えてます。

時に、子どもたちを叱り、
時に、子どもたちを抱きしめ、
時に、涙する。


『子どもたちの隣りにいる』

ただ、そのことだけが重要です。

言葉は要りません。

言葉で子どもが理解するのは薄っぺらいことだからです。
子どもがどう感じるか、それだけなんです。

「この職員は、私の隣りにいてくれるの?」

子どもたちは絶えず試します。
それは、職員に対する暴言、暴力になったりもします。

「それでも、私と一緒にいてくれるの?」

親に裏切られてきた子どもたちは、愛情を取り戻そうと必死です。

ただ、その必死さは不器用だから、
職員を困らせることが多いのです。

だから、職員には、それを受け止めていく強さが必要です。
「子どもが好き!」なだけではできない仕事です。


改めて、
自分の家で生活できない子どもたちの気持ちを思い、
いつも、施設の子どもたちの『隣る人』でありたい、そう感じた映画でした。

  そんなこんなで、
    施設の仕事も27年の・はげおやじ・より


  **********


関係ないですが、
この映画は『ポレポレ東中野』という映画館で上映されました。
東中野というのは、東京新宿から二つ目の駅なんだけど。

久しぶりに行きました、東中野の駅。


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僕が30年ほど前、大学を卒業して、
社会福祉の専門学校に通っていた時に住んでいたところです。

で、行ってみました、そのアパート。

ありました。


駅から歩いて、
「あなたは、もうーわすれたかしら?」の神田川を渡って・・・


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僕が住んでいた頃も相当古かったんですけど、
今はまあ、ごらんの通り。
自転車が置いてある一階の部屋です。

6畳一間、流しだけついていて、共同トイレ、風呂は銭湯。
確か、月2万の家賃だったなあ。

いやあ、懐かしき青春時代!!


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