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2012年10月28日 (日)

おめでとう!・・・ だけど、おめでたくない!

うちのグループホームの高校3年生。

就職試験を受けてたんだけど、封書が来た、ちょっと前の話だけど。

本人は、結果を前の日に学校で聞いてたみたいだから、
そんなに感激しなかったかもしれないけど、
届きました、『採用通知』。

僕は嬉しかったよ、ほんとに。


Ts3v0206


とりあえず、「合格おめでとう!」

来年の4月からは一人暮らし。

あんまり人付き合いも良くないし、
どちらかといえば、暗い感じ。

ホームの中でもあんまり話をしない。


大丈夫か?就職が決まったのはいいけれど。


家でもいろいろあったんだろう。
辛い思いをしてきたに違いない。
大人を頼れない、頼りたくない状況もあったんだろう。


でもさ、社会は甘くない。


僕は一人で大丈夫!って、もんじゃない。
実際に生活を始めてみなくっちゃ分からないだろうけどね。

きっと誰かの助けをほしいときが来ると思う。

その時には、僕に連絡をくれないかな。


彼とのつきあいは1年半。
最近、やっと少し話ができるようになってきた。


前に君は言ってたよね。

「仕事だから僕らの面倒見てるんでしょ。」

(「僕らに対して、どれだけ本気の気持ちがあるの?」僕にはそう聞こえた。)

僕は、そのときこう答えた。

「そういう言い方をするんだったら、確かにその通りだよ。
 君が隣の家の子どもだったら、何をしたって僕には関係ないって思う。」


でもね、僕は君が施設を離れても付き合っていきたい、仕事でない部分で。

勿論、君が望めば、だけど。


君が施設を出て行くまで、後5ヶ月。
どれだけのことができるだろう。
たいしたことはできない、できないよ。


僕のただひとつの願いは、
3月の最後に、僕の電話番号を渡すから、
一人で生活を始めて困ったときに、連絡をほしいということ。

たぶん、今はまだできていない君との関係を、
後5ヶ月でもう少しどうにかしたい。

今はそう思っている。


施設にいる間より、出てからの方が100倍大変だからさ。


  応援し続けていきたい・はげおやじ・より

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施設の子どもたち」カテゴリの記事

コメント

おはよう^^
ありがたいね。
はげ君の言葉。
何でもそうだね。
新たな関係に発展していくと素晴らしい。
信頼関係が築けたら。
人との関係がうまくいくとまた一つステップアップできるよね。

betty@@

  betty様

人間は人との関係の中でしか生きられない。

だから、僕もたとえば彼との関係の中で生かしてもらってる。
bettyさんとの関係もそうだけど。

偉そうに、子どもたちに何か言ったりもするんだけど、
感謝してます、みんなに。

  今日も良い天気で気持ちいい・はげおやじ・より

施設を卒業しても、
はげさん に 出会った。

そのことが、彼の心の中に
残る。

それだけで、もうすでに、
関係ができている
ような気がします。

教え 教えられ、それを素直に
受け入れることができれば。

ただでさえ、厳しい世の中です。
彼の 今後に幸あれと

・・・・・・・祈ります。

  きらりん様

普通の家の子どもたちはひとり暮らしを始めても、
帰るところがあります。

勿論、施設の卒園生は施設に帰ってきてもいいんだけど、
職員は今生活している子どもたちの世話で手一杯だから、
あんまり卒園生との関わりはできないんだよね。

しかも、施設の職員は継続年数が短いから、
卒園生は知ってる顔が年々少なくなってきて、
結局、帰るところはなくなってしまう。


ただね、個人的な関わりは大事にしたい。

幸か不幸か出会ってしまったんだから。
彼もそうだけど、他の子どもたちも。

僕は勿論そんなにたいした人間じゃないんだけど、
僕と出会えてよかったと、ちょっとは思って欲しいな。

そして、卒園しても、毎年元気を確認しながら、
お互いに過ごしていけたらと思う。

  まあ、それが僕の生き甲斐!の・はげおやじ・より

夜中、ダンゴくれた彼ですよね多分(笑)

…バイトしてるんでしたっけ?
(バイト経験の有無、大きいですよね☆)


保護者的 立場のハゲさんにしたら、

色々 気がかりですよね。
(;´ω`)☆

でも皆、挫折しながら成長してくもん、

まっすぐ伸びるか、
曲がっていくか、は
本人次第。

だけど、
弱った時、(メンタル面で)支え・助けになる人がいる!ってのは、

すごく大きいですよね。


実家時代、嫌な思いを散々したなら、

『人の嫌がる事は絶対しない・言わない』
を痛感してるでしょうし、

ハゲさん他、 職員の方々からの優しさで
『人に優しく』
を学んだであろうし、


ぶっちゃけ、
『空気を読む』
『他人と周囲への思いやり』

が出来れば、
どの世界に行っても、
何とかなると思う。

そうならなくても、
助けてくれる人、いる。

……極論だけど。


なので、
安心して傷つきながら、
頑張って生きて欲しいです。

で、
遅ればせながら、
就職おめでとうございます!!

  マユ様

ありがとうございます。
彼も頑張ってくれると信じます。

人間が変わるというのは難しい。

僕が長く仕事をしてきての実感です。

施設の子どもだけでなくて、
普通の大人も、僕自身も、ってことだけどね。


だから、
マユさんの仰ることはまさしくその通りで、
そうあってほしいと僕も思うけど、
過去の傷はなかなか癒えないと同時に、
前向きに考えられるようになるまでには、
相当な時間がかかる、ということです。

それで、
あんまりうっとうしく思われないくらいに、
お正月おめでとうメール、
暑中お見舞いメール程度の関わりでも、
長くつきあえたら良いかなと思います。

『親は一生捨てない』が基本ですから。


  遠くから見守っていきたい・はげおやじ・より


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