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2013年2月24日 (日)

乙女心と秋の空

ちょっと季節外れのタイトルですが。


施設のグループホームの朝。

昨日も。

僕、「おはよう!」


彼女は、「うざい! だまれ!」

さらに僕、「そんなに言わなくてもいいんじゃないの?」


彼女は、「死ね、はげ!」

彼女というのは、小5の女の子。

朝っぱらから、僕の勤務の時はいつもこんな感じ。

僕は結構忍耐強いと思っているんだけど、
心を込めて言ってくれるこんな言葉は、僕をめげさせる。

小さい頃、親と一緒に生活ができず、辛い思いをしてきた。
それは、十分理解しているつもりだが、僕も人間。
腹の立つこともある。

もちろん、朝だけでなく、
気分次第でいつだってそんなやりとりになる。


  **********


だけど、彼女はいつもこうじゃない。

昨日の昼間。

「今日、仕事が終わったら、はげちゃん、一緒に買い物行こうよ。」

(勤務の職員はグループホームの子どもたち6人を見なくちゃいけないから、
 なかなか外に出るのが難しい。
 だから、
 子どもたちと出かける時には、勤務の終わった職員が連れて行くことが多い。)


「ほんと、お願い!!」

そんなこともおっしゃる。

(「5年生なんだから一人で行けばいいんじゃないの?
            朝のご挨拶とはずいぶん違うねえ。」)

言いたいところだがそうも言えない。


「いいよ。」


しょうがない。

その後、他の二人の女の子と一緒に、買い物に出かけた。

2時間くらいかけて2軒のお店を回り、
彼女は、
ヘア・アクセサリーのリボンなんかを買って嬉しそうにしていた。


022e1_2


買い物だけなら、
ひとりで自転車で出かければ済む話なんだけど。


  **********


この前は、短い手紙ももらった。


Fotosketcher_20111025074400001


「はげちゃん、後1年くらいと思うけど、また公園連れて行ってネ。」

僕は心の中でこう返事をした。


「小学校を卒業するまでだね。
 分かったよ、了解。
  ただ、朝の挨拶はどうにかならないかなあ?」


  大人を求める時に、
    その気持ちに応えてあげたい・はげおやじ・より

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施設の子どもたち」カテゴリの記事

コメント

こんにちは^^

私も女心と秋の空の時があります。
母に切れることだって。。

でも、年を重ねた私は気分を変える事を覚え、謝る事を覚えた。

<遅いって!?>

でもついつい、秋の空になる私。

betty@@

男心も、同じ、秋の空なのでしょ。

施設の子どもたち。
男の子も 女の子も。

なんとか、大人と周りと繋がりたい。

だけど、上手く表現できない。

憎まれ口も、きけるだけ、
はげさんに気を許し、
自分を表現しているのですね。

小さな買い物の時間。
一緒に行った公園での時間。

彼女には、貴重なとき なのかな。

寄り添う、はげおやじさんの気持ち。
伝わるといいね。

  betty様

秋の空、いいじゃないですかね。
どんどん変わって、いろんなbettyさんが楽しめるってわけ。

っていうか、
歳とともに落ち着いていくのもどうしたもんだかね。
いつまでも成長しない、っていうのも魅力的かも。

僕も、若いときと中身はあんまり変わってないんだよなあ、全く!!

  自分に言い訳!の・はげおやじ・より

  きらりん様

ほんとに仰るとおりです。

誰かと繋がりたいのに、
素直にそれを表現できないんですよね。

自分じゃ悪気があるわけじゃないのに、
他の人にはそう伝わっちゃうとかね。
だから、ちょっと気の毒な感じもするんだよ。


いろんなことを言われても、されても、
同じ空間に一緒にいるってことが大事なんだよね。
そんな時間の中で、関係ができていくもんだからさ。

気長に、のんびりといきたいものです。


でもさ、
結構来るよ、あのシビアな言葉と表情にはね。

  分かっちゃいるけど・・・腹立たしくなる・はげおやじ・より

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