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2013年5月11日 (土)

僕のサイン ・・・ 下手っぴだけど

今日は中学校の授業参観。

施設の子どもたちは、
同じ中学校に7人が通っている。


体育の授業では、長縄を一生懸命に飛んでいた。
「あー、引っかかっちゃったよ。」
笑顔でそんな口の動き。

黙々と先生の話を聞き、板書を書き留めている子ども。

廊下の方を気にして、
僕を見つけると、手や教科書で顔を覆ってしまう子ども。
先生の話なんか聞いていやしない。

授業中なのに手を振ってくる子ども。


嫌がっているようでも、
みんな授業参観に来てもらうのは嬉しい感じ。


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  ********


中学2年の女の子。
僕の働いているグループホームじゃなくて、
本園の子どもなんだけど、
この前会った時こんなことを言った。

「はげちゃん、あたしにサインちょうだい!」

 「えっ!僕の?」

「そう。」

 「なんで?」

「なんでもいいから。」


よく分からなかったけど、
僕は筆記体で自分の名前を書いて彼女にあげた。
僕のサインなんかどうするんだろ?

僕に『お父さん』を感じてるのかなあ?

まさか、『おじいちゃん』ってことないよな。


まあ、嫌われてないみたいだから、いいか。


  ********


今日の授業参観の時、
休み時間に、その女の子に廊下でばったり会った。

 「よっ、ちゃんと手を上げて発表してる?」

「分かってるんだけど、恥ずかしいから手は上げない。」

 「そんなこと言わないで、頑張ってよ。」


「・・・・・今度の授業、向こうの教室だから見に来て!」


そう言いながら、
友だちと一緒に教室に帰って行った。


歩きながら、その友だちが、

「お父さん?」

そう言っているのが聞こえた。

彼女がなんて答えたのかまでは分からなかったけど。


僕だったら、学校でこんな禿げたおやじと話なんかしたくない。
お父さんと間違われたら嫌だし。
って、確かに間違われてるわけだしね。


でも、彼女はそんなことは関係なく僕に話しかけてくれた。

僕としては嬉しいけど、変な感じもする。

教室に戻る彼女が、振り向いて最後にこう言った。


「この前書いてもらったサイン、部屋に飾ってあるから。」


あんなへたくそなサイン、飾る人なんかいないと思うけどなあ。

僕は少し彼女の支えになっているのかもしれない。


  もう少しサインの練習をしよう!っと思う・はげおやじ・より


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コメント

友達に お父さん? と聞かれて
なんと答えたのでしょう。

きっと、そうだよ、お父さんだよ。
と言ったのかもしれない。
お父さんみたいな人かな。
と、言ったのかもしれない。


>僕は少し彼女の支えになっているのかもしれない。


じゅうぶん、支えになっていますよ。きっとね。

ということは、彼女からも、支えられいる はげおやじさん。

  きらりんさん

まさしくそうです。
僕が支えてもらってるということですが。

お父さんでも、お母さんでも、
お兄さんでもお姉さんでも、
おじいちゃんでもおばあちゃんでも、
誰かがそばにいる、ってことが大事なんだと思います。

だから、
僕は子どもたちを少し支えてあげている代わりに、
僕もその分、支えてもらってる、ってことで。

・・・・ほんと、お互い様!

  それでいいと思う・はげおやじ・より

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