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2013年10月 5日 (土)

やっぱり、薄情か!?

一週間くらい前に、施設の卒園生から電話がかかってきた。

この卒園生からは時々電話がかかってくる。

「はげさん、お金貸して、お願いだから。」

話の内容は、分かっている。


Money_100001


何度かは、貸してあげた。

でも、返ってきたことはない。


この前、僕はこう言った。

「貸してるんだから、
 少しでも返してくれたんだったら、また貸せるけど、
 そうじゃないのにもう貸せないんだって、悪いけど。
 それは、貸すって言わないんだよ。」

そう言って、電話を切った。


僕のところに電話を寄越すくらいだから、
近くの友だち(知り合い?)にはもう頼めないんでしょ。


今回は、着信が入っていたけど、返信もしなかった。
しばらくしたら、今度は非通知で着信が入った。
ばればれなのに、そんなこともする。

それにも出なかった。


  ********


別件だが、
数ヶ月前には、アパートの支払いが数ヶ月分滞ってるからとの連絡。
それを立て替え、就職も紹介し、給料をもらうまでの生活費も工面した。

今は、頑張って仕事をしているみたいだけど、
僕に返すお金はどうなっているんだか。

メールを送っても、連絡来ないし。

あーーあ。

もうしばらくは様子見るけどさ。


  ********


そうやって、僕のお金はいくら宙に消えていったことか。

まあ、僕が選んでそうしてるんだから、
誰にも文句は言えないんだけどね。
もう自分でもよく分からなくなってきてるけど、
自己満足もあるでしょ。


  ********


それにしても、
お金を貸しても返さないで、何度も無心してくる最初の卒園生。

だめだって分かっていても、そういうふうにしかできない人、
いるんだよね。
施設の仕事を長くしてきてそれも分かっている。


生きてるのか、ちゃんと。


それだけ図々しいんだから、なんとかやってはいるんだろうけど、
なんか気になるんだよね。


そして、思う。

「僕って、やっぱり薄情なのかなあ。
 自分の本当の子どもだったら、そんな非情なことするか?
 甘いと言われたって、捨てるつもりでお金あげるんじゃない?
 頼る人のいない施設の卒園生たちの最後のよりどころに、
 僕は、なってあげなくいいのか?」


  いくら考えても答えの出ない・はげおやじ・より

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コメント

薄情じゃない!っと、ミカン箱が申してます。
先生、優しすぎるんですよね
良いか悪いか分からないけれど・・・
みかん箱は、淡々と
先生は先生であって、親でない、、、と。

私たち自身、親という立場になった今
親って、みながみな、同じではないし
夫婦である私たちも考え方が違う

また、
親だからといって、無償の愛を注ぐとは思いません

愛って何でしょう?
欲しい愛と注がれる愛は、食い違うことが多いのではないでしょうか?

無償の愛を注がないイコール薄情なのでしょうか?

私自身、母親失格だよな〜と思うこと
いっぱいありました
でも、それって、
自分が自分のことを決めてると思うんですよね

先生は自分のことを薄情だと決めようとしているのではないですか?


以前から覗いていましたが、初コメントです。

難しい問題ですよね。
でもスーパーマンでも大金持ちでも無いのだから、どこかに限界はあるのが現実です。
今面倒を見ている子供達もいるのだから、文字通り全てを捧げるわけにはいかないでしょう。

はげおやじさんの疑問って、自分の限界を自問自答していることじゃないですかね?
「助けない」のではなく「助けられない」。
無制限に助け続ければ自分に限界が来て、それが今施設にいる子達にも影響する。
でも、無理すればもうちょっとくらいは助けられるのか?
そういう自分自身の限界に対する自問自答なのだと思います。

それを薄情か否かという点で理由付けしようとしても結論は出ないでしょう。
一人の人間に過ぎず、それで助けられないのは決して薄情ではないと思います。

家族に恵まれない子供達の前で頼りがいのある大人であろうとしているのでしょうが、
どこかで、一人の人間の弱さもさらけ出すのも必要ではないでしょうか。

  卒園生のみかん箱様とみかん箱の妻様

そうですね。

ただ、自分で『良い人』って言うことはできません。
そんな思い上がりだと思いますから。

っていうか、そんなことを言ってること自体が、
もうすでに思い上がっていますね。

こんな記事を書いて、
どこかで、褒めたもらいたい自分がいるのかもしれません。
所詮、その程度の人間だということです。

いろいろと言われても、
僕にはそうしかできないんですよね。
そういうふうに選んでしまう自分をどうしようもできないということです。

  でも、そんな自分を好きでいたい・はげおやじ・より

  薄毛おじさん様

初めてのコメントありがとうございます。

20年くらい前でしょうか、
子どもと同じ無一文にならなくちゃ子どもの気持ちは分からない!
なんて思って、全財産(と言ってもたいしたことはありませんでしたが)を
子どもに貸してあげたことがあります。
勿論、返ってきませんでしたが。

まあ、自己満足です、やっぱり。

それ以上はどうしようもなく、
「何やってんだろ、俺。」と思ったことでした。

『薄情』と自分で言っているのは、
ただの格好付けですかね。

お金を貸すことが良いことだと一概に言えないですしね。

  これからも宜しくお願いする・はげおやじ・より

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